2007年08月25日
17年ニート
すこし前、NHKで『17年蝉』の特集をやっていた。

17年間土中で暮らし、17年に一度大発生するアメリカの蝉のこと。
現地ではお祭り騒ぎだったり、チョコレートコーティングしてスナックのように食べたりと、楽しそう

アメリカには他に13年蝉もいて、このふたつがダブルのが221年に一度。
自然の神秘ですね。
だけど地域によって多少ずれがあるようなので、17年あるいは13年間まったく見られないとい訳ではないみたい。
で、この蝉よく『ニッチ』の代表例として紹介される。
ニッチとは隙間のこと。
種の保存のため、生態系の隙間に生活圏を求めること。
経済でもニッチ市場という言葉があって、いわゆる隙間産業。
他人が気付いていない、気付いていても採算面などから手を出していないマーケットやビジネスモデルのこと。
かって商店街は消費の主戦場だったが、消費の多様化や交通手段の発達とともに、自分らのような地域密着型の商店街は、今や高齢者など交通弱者のためのニッチ市場の感が。
古いお店もしぶとく残れるのは、ニッチだから?
いつの日か、再びメジャーとなりたいものだが。

17年間土中で暮らし、17年に一度大発生するアメリカの蝉のこと。
現地ではお祭り騒ぎだったり、チョコレートコーティングしてスナックのように食べたりと、楽しそう


アメリカには他に13年蝉もいて、このふたつがダブルのが221年に一度。
自然の神秘ですね。
だけど地域によって多少ずれがあるようなので、17年あるいは13年間まったく見られないとい訳ではないみたい。
で、この蝉よく『ニッチ』の代表例として紹介される。
ニッチとは隙間のこと。
種の保存のため、生態系の隙間に生活圏を求めること。
経済でもニッチ市場という言葉があって、いわゆる隙間産業。
他人が気付いていない、気付いていても採算面などから手を出していないマーケットやビジネスモデルのこと。
かって商店街は消費の主戦場だったが、消費の多様化や交通手段の発達とともに、自分らのような地域密着型の商店街は、今や高齢者など交通弱者のためのニッチ市場の感が。
古いお店もしぶとく残れるのは、ニッチだから?
いつの日か、再びメジャーとなりたいものだが。
2007年05月28日
どうぞー
今日は仏像の、ちょっとアカデミックな話。
最初から仏像=釈迦像が崇拝の対象として作られたわけでありません。
はじめはゴーダマ・シッダルタの舎利(お骨)とか由来する物が信仰の象徴でした。。
入滅後200年ほど経って、その舎利を納めるストゥーパなどの初期仏教芸術が発達したのが紀元前200年頃。
さらに遅れること300年ほど、初期の仏像がガンダーラ地方から作られ始めます。
ガンダーラは言わずと知れたシルクロードの中継点。
東西との交易の中で、文化も影響を受けて行きますが、仏像はギリシャからその地に土着し、信仰を深めた人たちが、信仰の象徴として作り始めたといわれています。

当然それまでは釈迦の姿を写すことは畏れ多いことだったから資料もない訳で、その顔立ちはギリシャ彫刻の影響を色濃く受けた、ヨーロッパ人のようでした。

そのなごりは、インド→中国→朝鮮→日本と渡ったあとも、縮れた頭髪やドレープカーテンのような袈裟の襞の中に見ることが出来ると思います。
仏像の素材は、ガンダーラから朝鮮に伝わる過程では石造が主流でしたが、仏教と一緒に日本に渡ってからは石材資源に恵まれていなかったため、資源豊富で運慶快慶などの天才も生んだ木造に主流が移り、さすがは黄金の国ジパング、銅も豊富で鋳造技術の渡来とともに奈良の大仏のような 銅造 の一大プロジェクトも敢行されました。
なぜ今日は仏像の話題を続けて、なおかつ素材まで引っ張ったかというと、昨日のタイトル「ぶつぞー」に「どうぞー」で受けたかった・・・ただそのためだけ
でも自分はガンダーラ仏というとどうしても、以前商店街の事務所で仕事していた「ちわちゃん」を思い出すのです。
こてこての日本人だと思うのだけど、風貌から受けるイメージはまさにそれ。
しっかりお母さんやっているかな。
これは褒め言葉ですから、誤解のないようにね・・・関係者の皆さん!
ところで久しぶりにまじブログの方も手抜き更新。
こちらもよろしく。
最初から仏像=釈迦像が崇拝の対象として作られたわけでありません。
はじめはゴーダマ・シッダルタの舎利(お骨)とか由来する物が信仰の象徴でした。。
入滅後200年ほど経って、その舎利を納めるストゥーパなどの初期仏教芸術が発達したのが紀元前200年頃。
さらに遅れること300年ほど、初期の仏像がガンダーラ地方から作られ始めます。
ガンダーラは言わずと知れたシルクロードの中継点。
東西との交易の中で、文化も影響を受けて行きますが、仏像はギリシャからその地に土着し、信仰を深めた人たちが、信仰の象徴として作り始めたといわれています。
ギリシャ彫刻
当然それまでは釈迦の姿を写すことは畏れ多いことだったから資料もない訳で、その顔立ちはギリシャ彫刻の影響を色濃く受けた、ヨーロッパ人のようでした。

ガンダーラ仏(ただしこれは菩薩のようですが)
そのなごりは、インド→中国→朝鮮→日本と渡ったあとも、縮れた頭髪やドレープカーテンのような袈裟の襞の中に見ることが出来ると思います。
仏像の素材は、ガンダーラから朝鮮に伝わる過程では石造が主流でしたが、仏教と一緒に日本に渡ってからは石材資源に恵まれていなかったため、資源豊富で運慶快慶などの天才も生んだ木造に主流が移り、さすがは黄金の国ジパング、銅も豊富で鋳造技術の渡来とともに奈良の大仏のような 銅造 の一大プロジェクトも敢行されました。
なぜ今日は仏像の話題を続けて、なおかつ素材まで引っ張ったかというと、昨日のタイトル「ぶつぞー」に「どうぞー」で受けたかった・・・ただそのためだけ

でも自分はガンダーラ仏というとどうしても、以前商店街の事務所で仕事していた「ちわちゃん」を思い出すのです。
こてこての日本人だと思うのだけど、風貌から受けるイメージはまさにそれ。
しっかりお母さんやっているかな。
これは褒め言葉ですから、誤解のないようにね・・・関係者の皆さん!
ところで久しぶりにまじブログの方も手抜き更新。
こちらもよろしく。
2007年05月27日
ぶつぞー
ども、意地で毎日更新しているオルカです。
水曜日にTVコマーシャルを見て、木曜日発売ということで、木曜日はオフなのに普段より忙しいから、金曜日に買ってきました、「日本の仏像」。

NHKBSでも仏像特集を放送するという予告を見た気がします。
流行っているんですかね、ぶつぞー。
家は神道で、仏壇もないのに、何故この本を買ったかというと、それはただただ阿修羅が好きだから。
もう30年以上も昔、高校時代から。
何が好きかというとこの顔、どこか凛とした目鼻立ち、アイドル顔負け、色気さえ感じます。
そして強い意志のなかにも悲しみを漂わせるような表情。
「山口百恵は菩薩である」と表現した人がいたが、顔はこの阿修羅の方が近いと思う。
いつか実物を見たいなー・・・って30年も何やってたんだって突っ込み入りそう。
しかし創刊号に阿修羅をもってくとは、「憎いねー、編集長!」
今年になって「阿修羅城の瞳」という、宮沢りえ・市川染五郎・渡部篤郎などが出演している映画をレンタルDVDで見ました。
前髪を垂らしボーイッシュな髪型の宮沢りえは艶っぽくかわいかったのですが、クライマックス首から上だけの巨大な阿修羅像と同化すると、どうかしちゃったのか、違和感アリアリ。
本物の阿修羅像がこんなに美しいのに、りえちゃんを合成すると興醒めしたのは、りえちゃんの顔の質感を像の頭髪や耳の質感と合わせなかったためだけだろうか
そういえば光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」にも出ていたよな、阿修羅。
もっとも自分は萩尾望都のマンガで読んだんだけど、一番かっこいい役回りだったような記憶がある。
ページをパラパラめくるといました、カルラ。

阿修羅の同僚だったんですね。
「カルラ舞う」も好きでした。
本は読んでないんだけれどもアニメで。
扇家のショコタンがいいよねー。
仙台小芥子怨歌より奈良怨霊絵巻の方がお気に入り、久しぶりに見たくなった。
もうTSUTAYAにはないし、家のVTRは壊れていて、次はHDDレコーダーだと思っているので、DVDで焼き直して発売してくれないかなー。
今晩はオタクおやじでした
水曜日にTVコマーシャルを見て、木曜日発売ということで、木曜日はオフなのに普段より忙しいから、金曜日に買ってきました、「日本の仏像」。

NHKBSでも仏像特集を放送するという予告を見た気がします。
流行っているんですかね、ぶつぞー。
家は神道で、仏壇もないのに、何故この本を買ったかというと、それはただただ阿修羅が好きだから。
もう30年以上も昔、高校時代から。
何が好きかというとこの顔、どこか凛とした目鼻立ち、アイドル顔負け、色気さえ感じます。
そして強い意志のなかにも悲しみを漂わせるような表情。
「山口百恵は菩薩である」と表現した人がいたが、顔はこの阿修羅の方が近いと思う。
いつか実物を見たいなー・・・って30年も何やってたんだって突っ込み入りそう。
しかし創刊号に阿修羅をもってくとは、「憎いねー、編集長!」
今年になって「阿修羅城の瞳」という、宮沢りえ・市川染五郎・渡部篤郎などが出演している映画をレンタルDVDで見ました。
前髪を垂らしボーイッシュな髪型の宮沢りえは艶っぽくかわいかったのですが、クライマックス首から上だけの巨大な阿修羅像と同化すると、どうかしちゃったのか、違和感アリアリ。
本物の阿修羅像がこんなに美しいのに、りえちゃんを合成すると興醒めしたのは、りえちゃんの顔の質感を像の頭髪や耳の質感と合わせなかったためだけだろうか

そういえば光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」にも出ていたよな、阿修羅。
もっとも自分は萩尾望都のマンガで読んだんだけど、一番かっこいい役回りだったような記憶がある。
ページをパラパラめくるといました、カルラ。

阿修羅の同僚だったんですね。
「カルラ舞う」も好きでした。
本は読んでないんだけれどもアニメで。
扇家のショコタンがいいよねー。
仙台小芥子怨歌より奈良怨霊絵巻の方がお気に入り、久しぶりに見たくなった。
もうTSUTAYAにはないし、家のVTRは壊れていて、次はHDDレコーダーだと思っているので、DVDで焼き直して発売してくれないかなー。
今晩はオタクおやじでした
